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高崎市の老人ホーム選び|特養・有料施設の違いと探し方ガイド

2026.07.26

高崎市で老人ホーム探しを始める前に知っておきたいこと

群馬県の中核市である高崎市は、県内でも人口の多い都市のひとつです。子育て世代から高齢の親世代まで幅広い年齢層が暮らす一方で、家族の介護が必要になったとき、どこに相談し、どのような施設があるのかがわからず戸惑う方も少なくありません。この記事では、高崎市における高齢化の現状を踏まえたうえで、老人ホームや介護施設を探す際に知っておきたい基礎知識と、施設ごとの特徴、相談窓口について紹介します。

高崎市における高齢化の現状

2025年1月1日時点で、高崎市の総人口はおよそ36万6千人とされています。そのうち65歳以上の高齢者が占める割合、いわゆる高齢化率は28%台後半となっており、およそ3.5人に1人が65歳以上、7人弱に1人が75歳以上という状況です。国立社会保障・人口問題研究所の将来推計では、高齢化率は今後さらに上昇し、2050年ごろには37%程度に達する可能性があるとされています。こうした流れの中で、在宅での介護を続けるか、施設への入所を検討するかは、多くの家庭にとって身近な選択肢になりつつあります。

施設入所と介護保険制度の基本的なしくみ

老人ホームなどの介護施設に入所する場合、多くのケースで介護保険の「要介護認定」を受けていることが前提になります。要介護認定は、市区町村の窓口やケアマネジャーを通じて申請し、認定調査や主治医意見書をもとに要支援1・2から要介護1〜5までの区分が決まる仕組みです。認定区分によって利用できるサービスの範囲や、施設によっては入所の対象になるかどうかが変わってきます。たとえば特別養護老人ホームは原則として要介護3以上の方を対象とすることが多く、有料老人ホームやグループホームは施設ごとに独自の入所基準を設けている場合があります。制度の詳細や自分の家族がどの区分に該当しそうかについては、後述する相談窓口やケアマネジャーに確認しながら進めるとよいでしょう。

まずは高齢者あんしんセンターに相談を

高崎市には、高齢者やその家族からの相談を受け付ける「高齢者あんしんセンター」(地域包括支援センター)が市内に約30カ所設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員といった専門職が配置されており、介護保険の申請方法から日々の生活の困りごと、認知症に関する相談まで幅広く対応しています。高崎市は「待つ福祉から出向く福祉へ」を掲げ、必要に応じて職員が自宅を訪問する取り組みも行っているとされます。施設探しを始める段階でも、いきなり施設のパンフレットを集めるのではなく、まずは最寄りの高齢者あんしんセンターや、市の福祉部長寿社会課に相談してみることで、家族の状況に合った選択肢を整理しやすくなります。連絡先や担当エリアは高崎市の公式ホームページで確認できます。

高崎市内の施設の種類と選び方のポイント

特別養護老人ホーム(特養)

特別養護老人ホームは、公的な介護保険施設のひとつで、原則として要介護3以上の方が対象となる、比較的費用を抑えて長期間の入所を続けやすい施設です。高崎市内にも複数の特養が設置されていますが、人気の高い施設では入所までに時間がかかることもあるため、早めに情報収集を始め、複数の施設に申し込んでおくことも選択肢のひとつです。入所状況は施設や時期によって変動するため、市の窓口や各施設への直接の問い合わせで最新の状況を確認することをおすすめします。

介護付き・住宅型の有料老人ホーム

民間事業者が運営する有料老人ホームには、介護スタッフが常駐し食事や入浴などの介護サービスを施設内で提供する「介護付き」と、生活支援を中心としながら必要な介護サービスを外部から利用する「住宅型」があります。高崎市内、とくに高崎駅周辺にはこうした民間施設が集まっており、立地や設備、費用形態にさまざまな違いがあります。初期費用や月額費用、医療機関との連携体制、看取りへの対応可否なども施設によって異なるため、資料請求だけでなく実際に見学し、スタッフの様子や入居者の雰囲気を確認したうえで検討することが大切です。

グループホーム

認知症の診断を受けた方が、少人数の家庭的な環境の中で共同生活を送りながら介護を受けられるのがグループホームです。高崎市内にも複数のグループホームがあり、住み慣れた地域に近い場所で、家庭的な雰囲気の中で過ごしたいという方に選ばれる傾向があります。入居にあたっては原則として要支援2以上かつ認知症の診断があることなど、一定の条件が設けられているため、事前に施設やケアマネジャーに確認しておくと安心です。

まとめ|施設探しは早めの情報収集と相談から

高崎市は高齢化が進む一方で、地域包括支援センターや多様な介護施設が整備されつつある地域でもあります。老人ホーム探しは、家族だけで抱え込まず、まずは高齢者あんしんセンターやケアマネジャーに相談しながら、本人の要介護度や希望する暮らし方に合った施設の種類を絞り込んでいくことが遠回りのようで近道になります。特養・有料老人ホーム・グループホームそれぞれの特徴を理解したうえで、実際に施設を見学し、比較検討する時間を十分に確保することが、後悔のない選択につながるでしょう。