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高崎市の介護保険ガイド|要介護認定の申請からサービス選びまで
2026.07.28
高崎市で進む高齢化と介護保険という支え合いの仕組み
群馬県高崎市は県内でも人口の多い都市ですが、他の地域と同様に高齢化が進んでいます。高崎市の住民基本台帳によれば、2023年9月末時点で総人口は368,196人、そのうち65歳以上の高齢者人口は105,696人、高齢化率は28.71%となっています。将来推計では2045年に高齢者人口が120,034人、高齢化率は36.9%まで上昇すると見込まれており、今後も高齢者を支える仕組みの重要性は増していくと考えられます。
こうした状況の中で大きな支えとなっているのが介護保険制度です。40歳になると加入し、介護が必要になったときに所定の手続きを経てさまざまなサービスを利用できる仕組みですが、実際にどのような流れで申請し、どんなサービスがあるのかを知らないまま漠然とした不安を抱えている方も少なくありません。この記事では、高崎市における介護保険サービスの申請から利用までの流れを中心に、制度の全体像をまとめます。
介護保険制度の基本的なしくみ
介護保険は、40歳以上の方が保険料を納め、介護が必要な状態になったときに費用の一部負担でサービスを利用できる社会保険の仕組みです。65歳以上の方(第1号被保険者)は原因を問わず、日常生活に介護や支援が必要と認定されればサービスを利用できます。一方、40歳から64歳までの方(第2号被保険者)は、特定疾病が原因で介護が必要になった場合に限り対象となります。サービスを利用するためには、まず市区町村から要介護認定または要支援認定を受ける必要があり、認定区分に応じて利用できるサービスの種類や支給限度額が変わってきます。高崎市においても、この認定の手続きが介護保険サービスを使い始める最初のステップになります。
高崎市での要介護認定の申請から認定までの流れ
要介護認定の申請は、高崎市役所本庁舎の介護保険課、または各支所の市民福祉課で受け付けています。制度の詳細や申請書の様式については、高崎市介護保険課(指導認定担当 電話027-321-1242)で確認できます。
申請に必要なもの
申請には「介護保険 要介護認定・要支援認定申請書」の提出が必要で、65歳以上の方は介護保険被保険者証の原本、40歳から64歳までの方は医療保険の加入が確認できる書類の写しを添える必要があります。申請はご本人だけでなく、ご家族や高齢者あんしんセンターの職員などによる代行申請も可能とされています。
認定調査から結果通知まで
申請後は市の認定調査員による訪問調査が行われ、心身の状態について聞き取りが行われます。あわせて主治医意見書が必要になるため、日頃からかかりつけ医を持っておくとスムーズです。これらの調査結果とコンピューターによる一次判定、介護認定審査会での二次判定を経て、要支援1・2から要介護1~5までの区分、または非該当のいずれかが認定される流れです。申請から結果通知までは一定の期間を要するため、介護の必要性を感じた時点で早めに相談・申請しておくことが望ましいとされています。
高崎市で利用できる介護保険サービスの種類
認定結果によって、その後利用できるサービスの組み立て方が変わってきます。高崎市が公開している介護保険サービス一覧表には利用できるサービスの種類がまとめられており、ケアマネジャーと相談しながら、本人の状態や家族の希望に合った組み合わせを考えていくことになります。
要介護1~5と認定された場合
居宅介護支援事業者を決めてケアプランの作成を依頼し、そのプランに基づいて自宅で受ける居宅サービス、施設に入所して受ける施設サービス、住み慣れた地域で利用する地域密着型サービスなどを組み合わせて利用します。施設サービスを希望する場合は、居宅サービスとは別に施設へ直接申し込む形になります。福祉用具の貸与や購入、住宅改修費の支給といった、その他のサービスを組み合わせられる点も特徴です。
要支援1・2と認定された場合
高齢者あんしんセンターと契約して介護予防サービス計画を作成してもらい、自立した生活の維持を目的とした介護予防サービスや地域密着型介護予防サービスを利用する流れになります。どのサービスが合っているか迷う場合は、まず担当のケアマネジャーや高齢者あんしんセンターに相談することが第一歩です。
相談は高齢者あんしんセンターと介護保険課へ
高崎市には、地域包括支援センターにあたる高齢者あんしんセンターが市内に29カ所設置されており、介護や福祉、認知症、生活、健康に関するさまざまな相談を無料で受け付けています。お住まいの地域によって担当のセンターが異なるため、まずは市の窓口や公式ホームページで最寄りのセンターを確認するとよいでしょう。制度全般や申請手続きについては、高崎市役所本庁舎2階の介護保険課(介護サービス担当 電話027-321-1250)でも案内を受けられます。介護保険の利用は複雑に感じられることも多いため、一人で抱え込まず、早めに専門の窓口へ相談することが、必要なサービスに適切につながる近道になります。
まとめ
高崎市でも高齢化が進む中、介護保険は住み慣れた地域で安心して暮らし続けるための重要な支えとなっています。制度を使いこなす第一歩は、要介護認定の申請の流れを理解し、居宅サービス・施設サービス・地域密着型サービス・介護予防サービスといった選択肢の違いを把握しておくことです。手続きや制度の細かい点はケースによって異なるため、疑問や不安があれば、高齢者あんしんセンターや高崎市介護保険課に早めに相談しながら、本人と家族に合った介護保険サービスの利用を進めていくことをおすすめします。
